April 17, 2022

Subnauticaを何度もプレイしたくなる自分なりの理由

去年の今頃、PS4のPlay At HomeでSubnautica(サブノーティカ)が無料配信されたけど、あれから1年ちょっと経って、我が家のオーロラ号はいまだに謎の海洋惑星に墜落する羽目になっている。

なぜ繰り返しプレイしたくなるのか?自分なりに腑に落ちる答えを見つけたので書いてみることにした。

Subnauticaとは?

乗っていた宇宙船オーロラ号が原因不明の爆発を起こし、ライフポッドで脱出できたものの謎の海洋惑星に不時着した主人公。
墜落したオーロラ号以外は見渡す限りの海しかなく、ライフポッドの機材を使って生き延びながら地球帰還を目指す、という海洋オープンワールドサバイバルゲーム。

何度もプレイしたくなる自分なりの理由

このゲームは体力、酸素、食事、水分の4つのゲージがあり、どれが0になっても死ぬ。
敵性生物に襲われて体力が0になれば死ぬし、海に潜って酸素が0になれば死ぬし、飲まず食わずでいても死ぬ。

最初は生きることに精一杯だけど、素材を集めてクラフトし、ツールや拠点や乗り物を作り、より遠くへより深くへと行動範囲を広げて冒険できるのはもちろん楽しい。
見たこともない生き物や、この先には何があるんだろう?という好奇心をくすぐる景色達、オーロラ号はなぜ墜落することになったのか?という謎が、20〜30時間くらいでクリアできる程よいボリュームにまとまっているのも理由の1つだと思う。

ただ、自分が10回近くも謎の海洋惑星に不時着する理由、それはゲーム内でFIRE(Financial Independence, Retire Early)(経済的自立と早期リタイア)達成を擬似的に体験できるからだと思う。

現実世界のFIREのFIの部分は、資産運用による金融所得が生活費を上回り、労働所得なしでも生活が成立する状態を指す。

Subnauticaの世界は、現実世界と同じように食事や水分の摂取を怠ると死ぬので、海の生物を捕まえに出かけて、拠点に戻って調理することで飢えと渇きを満たす。

でも、

  • サーモブレードを作れるようになれば拠点に戻らなくてもその場で調理して食事できるようになる。
  • スティルスーツを作れるようになればどこにいても再生水が手に入るようになる。
  • スイムチャージフィンを作れるようになれば、泳いでいる間に手に持っているツールを少しずつ充電できるようになる。

FIREで言うなら、フルタイムで働かなくてもいいBarista(バリスタ) FIREが近いと思う。

拠点を拡張すれば、

  • 発電機は労力0か僅かな労力で無限に電力を供給してくれる。
    • 熱源のそばに熱発電機を置くだけで24時間電力供給してくれる。
    • バイオリアクターは余った食料を放り込むという僅かな労力で電力供給してくれる。
  • 電力供給が続く限り、水ろ過機で海水から水を生成できる。
  • 植木鉢やプランターで食料を栽培でき、ランタンフルーツは放置するだけで無限に実をつけてくれる。

無限に食料と水、電力を供給し続けてくれる、まさに何もしなくても生活に困らない状態。
(いや、地球帰還は目指すけど…)

FIREで言うなら、節約を意識しなくていいFat(ファット) FIRE。

これを達成するのが気持ちよくて何度も海洋惑星に不時着しているんじゃないかと思ってる。

Subnautica 3の開発が始まるらしいし、とても楽しみ。

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