Windows TerminalでWindows PowerShellもいいけど、Bashも使いたい!って時に。
WSLを使うのはなんか違う気がしたので、Git for WindowsのGit Bashを使う方法について調べてみた。
Git for Windowsを新規(再)インストールする場合
そういうオプションがある
『Add a Git Bash Profile to Windows Terminal』のチェックを付けてインストールすればいい
Git for Windowsをインストール済みの場合
Git for Windowsをインストール済みだけど、再インストールせずにWindows TerminalにGit Bashのプロファイルを追加したいなら…
- Windows Terminalを起動
- 『ctrl + ,』で設定を開く
- 下の方にある『新しいプロファイルを追加します』をクリックし『新しい空のプロファイル』をクリック
- 設定はこんな感じ↓
スタートメニューに登録されるGit Bashのプロパティ↓を参考に
『コマンドライン』にC:\Program Files\Git\git-bash.exe
を指定しても別途Git Bashのウィンドウが開かれるだけなので、指定するのはこれ↓- コマンドライン
%PROGRAMFILES%\Git\bin\bash.exe
- 開始ディレクトリ
%USERPROFILE%
『親プロセス ディレクトリの使用』のチェックを外せば↑になるはず - アイコン
%PROGRAMFILES%\Git\mingw64\share\git\git-for-windows.ico
- コマンドライン
フォントは ConsolasとかCascadia Monoとかお好みで
日本語が化けるので export LANG=ja_JP.UTF-8
を ~/.bashrc
に追記する。
git-bash.exeは ~/.bash_profile
と ~/.bashrc
の両方を呼んでくれるけど、bash.exeは ~/.bash_profile
を呼んでくれないから、 ~/.bashrc
に書く必要がある。
直前のコマンドのリターンコード( echo $?
で確認できる )が0以外だとexitコマンドで終了できないけど、 ~/.bash_logout
も呼んでくれないから何ともできない。
『操作』の追加で『タブを閉じる』に『ctrl+w』とかを割り当てて、キーボードショートカットで閉じてしまえばヨシ!
Git for Windows 2.37.2で内包されるBashのバージョンが4.4から5.1に、Git for Windows 2.39.0では5.2に上がっているので、シェルスクリプトを使うなら互換性に注意が必要かもしれない。
PS C:\Program Files\git\bin> .\git.exe --version
git version 2.39.0.windows.2
PS C:\Program Files\git\bin> .\bash.exe --version
GNU bash, version 5.2.12(1)-release (x86_64-pc-msys)
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