January 4, 2023

Windows TerminalでBashを使う

Windows TerminalでWindows PowerShellもいいけど、Bashも使いたい!って時に。

WSLを使うのはなんか違う気がしたので、Git for WindowsのGit Bashを使う方法について調べてみた。

Git for Windowsを新規(再)インストールする場合

そういうオプションがある

『Add a Git Bash Profile to Windows Terminal』のチェックを付けてインストールすればいい

Git for Windowsをインストール済みの場合

Git for Windowsをインストール済みだけど、再インストールせずにWindows TerminalにGit Bashのプロファイルを追加したいなら…

  1. Windows Terminalを起動
  2. 『ctrl + ,』で設定を開く
  3. 下の方にある『新しいプロファイルを追加します』をクリックし『新しい空のプロファイル』をクリック
  4. 設定はこんな感じ↓
    スタートメニューに登録されるGit Bashのプロパティ↓を参考に

    『コマンドライン』に
    C:\Program Files\Git\git-bash.exe
    を指定しても別途Git Bashのウィンドウが開かれるだけなので、指定するのはこれ↓
    • コマンドライン
      %PROGRAMFILES%\Git\bin\bash.exe
    • 開始ディレクトリ
      %USERPROFILE%
      『親プロセス ディレクトリの使用』のチェックを外せば↑になるはず
    • アイコン
      %PROGRAMFILES%\Git\mingw64\share\git\git-for-windows.ico

フォントは ConsolasとかCascadia Monoとかお好みで

日本語が化けるので export LANG=ja_JP.UTF-8~/.bashrc に追記する。
git-bash.exeは ~/.bash_profile~/.bashrc の両方を呼んでくれるけど、bash.exeは ~/.bash_profile を呼んでくれないから、 ~/.bashrc に書く必要がある。

直前のコマンドのリターンコード( echo $? で確認できる )が0以外だとexitコマンドで終了できないけど、 ~/.bash_logout も呼んでくれないから何ともできない。

『操作』の追加で『タブを閉じる』に『ctrl+w』とかを割り当てて、キーボードショートカットで閉じてしまえばヨシ!

Git for Windows 2.37.2で内包されるBashのバージョンが4.4から5.1に、Git for Windows 2.39.0では5.2に上がっているので、シェルスクリプトを使うなら互換性に注意が必要かもしれない。

PS C:\Program Files\git\bin> .\git.exe --version
git version 2.39.0.windows.2
PS C:\Program Files\git\bin> .\bash.exe --version
GNU bash, version 5.2.12(1)-release (x86_64-pc-msys)
Copyright (C) 2022 Free Software Foundation, Inc.
License GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>

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